こんにちは福士です。

ボーイのお仕事はホール業務以外にも、お客様との会話やキャバ嬢との仕事のやりとりなどコミュニケーションが必須のお仕事となっています。

しかし皆様からのお話を聞いてみると、未経験でボーイの仕事を始めて、お客様やキャバ嬢とうまくコミュニケーションが取れていない、うまく話しができないと悩む方も多いようです。

ではどうすればコミュニケーション能力を向上させることができるのでしょうか？

バリバリの営業マンや話上手な人が実践しているコミュニケーション向上術を今回はご紹介させて頂きます。

今すぐ使えるネタもあるので是非参考にしてくださいね＾＾

コミュニケーション能力向上術

第一印象を良くする事を意識する

あなたはメラビアンの法則をご存知ですか？

聞いたことがある方もいるかもしれませんが

人の第一印象は55％が視覚情報(見た目)で決まるといわれています。

残りの38％は聴覚情報(声のトーン・話し方・話すスピード)、残りの7％が会話の内容などの言語情報です。

ということはお客様がボーイに会った数秒で第一印象が決まると言っても過言ではないですよね。

まずファーストコンタクトの第一印象で好感を持って頂ければ、その後の会話もスムーズに進めやすくなります。

そしてボーイの印象はそのままお店の印象にも繋がるため、とても責任を感じますよね・・・

といってもそんな数秒で何を頑張ったらいいんだろうと思う方もいるかもしれませんが

その数秒の印象を普段からの意識で変えることができます。

ではどうしたら印象を上げることができるのか見ていきましょう。

見た目は清潔感を保つ

顔の作りも大事ですが、接客業をしているのであれば清潔感がとても大事になってきます。

■髭が青くなっていないか

■髪の毛がきちんとセットされているか

■顔がてかてかしていないか

■口臭はないか

など、清潔感を感じて頂けるように自宅できちんとセットやケアを行い出勤するようにしましょう。

ちなみに清潔感ある男性はキャバ嬢からも好感を持ってもらいやすいと思いますよ。

声のトーンを普段より2トーンほど上げる

無意識のまま話をしているときは自分が思っているよりも、相手は声を低く感じます。
ということは、1トーン上げて話してもさほど変わっていない可能性があるということです。

ですので、普段話しているトーンより2トーンほど上げ、明るい声でお客様に話しかけることで印象もグッとよくなるでしょう。

キャバ嬢相手に話すときも気持ちトーンを上げてテンポ良く話すことで、若い女の子ともコミュニケーションが取りやすくなりますので是非使ってください。

相手の会話を復唱する

簡単に言えば【オウム返し】です。

しかし復唱を繰り返し続けているだけでは

「こいつ馬鹿にしているのか！？」となりますので正しい使い方を覚えましょう。

相手の言葉の中でキーとなる言葉や感情の言葉を繰り返すことで、相手の共感を得られやすくなったり、安心感を与えることで相手がさらに話をしやすくなります。

「この人は自分に関心があるのだな」

「自分の話をちゃんと聞いてくれている」と相手が感じ、コミュニケーションが円滑になります。

このようなことを【バックトラッキング】といって心理学で使われている効果です。

では実際の会話をイメージして会話をしてみましょう。

今日は仕事が忙しくてさ～疲れたよ～

お仕事忙しかったんですね。お疲れ様です。

疲れているときはいつもよりお酒に酔いやすいんだよな。

確かに疲れていると酔いが回るの早いですもんね

このような感じです。

相手の言葉に対して
「そうなんですね」など一語のみで返すよりも親切さも感じられ、丁寧に言葉を返している印象を感じます。

自分の話に自信がない人でもこの心理学は使いやすくコミュニケーションを広げる方法として非常に有効だと感じています。

■相手の話した会話や気持ちを繰り返す
■相手の話した内容をまとめて話し返す

ぜひ実行してみてください。

ミラーリング効果を活用する

ミラーリングとはその名の通り鏡のように相手の話すトーン・身振り手振り・感情などを鏡のように真似(同調)をすることです。

相手に似せることで、お客様に対し好意や尊敬の意思を無意識に伝えることができます。

ミラーリング効果は本来、好感を持っている相手の動作やしぐさが無意識に似てきて、その相手も好感を感じることで距離が近くことを言うのですが

また出身地や住んでいる場所、趣味など相手と自分に共通点が多いと相手との距離をぐっと縮めることができることもミラーリング効果の一つといえます。

自然と相手との距離が近くなることから、このミラーリングを活用している営業マンは多いと思います。

またミラーリングには「類似性の法則」という法則が深く関係しており、これは人間が自分に似ている、自分と近い人を好むという法則が関わっているといえます。

お客様だけでなく、仕事仲間としてキャバ嬢との距離を縮めたい場合にも非常に効果がありますので是非活用しましょう。

ではお店で実際どのように活用できるのかみていきましょう。

■例えばお客様が笑うときに手を叩いて笑う方であれば同じく笑うときに手を叩いて笑ってみる

■お客様がゆっくりなスピードで話をする方であればそのスピードに合わせて会話を進める

■お客様の感情に同調する(喜んでいるなら一緒に喜ぶ、テンションが上がっていれば自分もテンション高めに接する)

■事前リサーチでお客様と共通の趣味や話題を見つけたらその話を振る

■お客様のリアクションと同じリアクションをしてみる

お客様も経営者やビジネスマンが多い為、このミラーリングは知られていることも多いので

大げさにやりすぎると無理矢理感が出てしまうので、あくまで自然体で行うことを意識してくださいね。

あいさつは全員にするつもりで行う

出勤すれば「おはようございます」

仕事中は「いらっしゃいませ」

「ありがとうございました」

仕事が終われば「お疲れ様でした」

あいさつは社会人として当たり前のビジネスマナーですが、

日々過ごしているとこのあいさつが流れ作業になっていることはありませんか？

■例えば、出勤時に一回まとめて「おはようございます」とあいさつするだけで満足せず、その日初めて会った同僚やキャバ嬢にははじめの一言目は必ず「おはようございます、〇〇さん」と言うようにしてみる

■団体のお客様が来店したときに一度「いらっしゃいませ」というだけでなくお客様の一人ひとりすれ違うときに「いらっしゃいませ」と伝える

など過剰に言い過ぎると、「こいつウザイ」となりますので加減は必要ですが

あいさつはするのが当たり前だからこそ、あいさつを大事にできる者は自然と印象も良いですし、評価も上がります。

新人のときに、まだできることが少なければまずはあいさつを一生懸命することから初めてみるのもいいかもしれませんね。

そして「ありがとうございます」は相手に対して感謝を伝える大事な言葉であり、受け取り手は言われて気持ちの良い言葉ですので、お客様が帰られる際、仕事中先輩がサポートしてくれた時、担当キャバ嬢が接客し終わった後、一つ一つ忘れずに御礼の気持ちを伝えるようにしましょう。

そうすることで自然と相手との距離が縮まることがあるかもしれません。

一日一ネタ話題を考える

実はこの内容は以前、【ボーイ(黒服)は女性にモテる男になれるーその理由とは？ー】の記事でも書かせて頂きましたが、

ボーイ(黒服)は女性にモテる男になれるーその理由とは？ー

コミュニケーション能力の向上にも役に立ちます。

話題を探し常に準備していることで

ふとしたタイミングで活用することができます。

例えばコミュニケーションに自信がない場合、キャバ嬢と二人きりになっても

「何話そう・・・なんか話題あるかな～・・・」と考えているうちに

話すタイミングを逃してしまいますよね。

しかし一日一ネタ常に考えておくことで、ふとした拍子にキャバ嬢と二人きりになっても会話のきっかけを作ることができます。

またお客様相手でも、指名のキャバ嬢が来るまでお客様が暇そうにしていたときにその話題と話してみたりと

どこかのタイミングで必ず役に立つときがあります。

話すタイミングがなくとも

「今日のネタはこれがこうで～」

「次はこういう風に話してみよう」

となど会話をイメージしながら話題を考えるので、無意識に話し方を考える時間にもなり、コミュニケーションの向上にも役に立つといえます。

コミュニケーション能力は受け手の気持ち次第でグンとアップする

今回は全部で5つご紹介させて頂きましたがいかがだったでしょうか？

コミュニケーション能力を上げるには、自分の話がうまくならなければと考えている人も多いと思いますがそうではありません。

相手に共感し、好意を伝える気持ちを常に持っておけば自然と会話は進んでいきます。

今回ご紹介した内容はあくまで話し手は相手メインです。

相手のことをよく観察し、しっかりと話を聞きリアクションをしっかり取ることで一段と相手との距離も近くなるでしょう。

是非あなたもコミュニケーション能力を向上させ、皆様から愛されるボーイになってくださいね。